市民公開講座一覧
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2011年07月05日 (火)
第10回市民公開講座アンケート結果
(2011年6月19日開催)
参加者数136人 アンケート回収数 84人(62%)
1.2.性別 年齢
|
20歳未満 |
20~40歳未満 |
40~60歳未満 |
60歳以上 |
男性 38人 |
0 |
1 |
3 |
34 |
女性 46人 |
0 |
2 |
8 |
36 |
3.参加のきっかけは何でしたか(複数回答)
① 病気ではないが、救急医療に関心がある
② 心疾患などの救急医療を必要とする病気を患っている
③ 家族、知人に救急医療で助かった人がいる あるいは
救急医療を必要とする病気の人がいる
④ 職場(医療現場など)で救急医療に接する機会がある
⑤ その他(案内状郵送、知人の紹介、ポスター等)?????????????????????????????????????????
① |
② |
③ |
④ |
⑤ |
29人 |
31人 |
16人 |
4人 |
12人 |
4.本日の講演で一番関心を持った演題はどれですか(複数回答)
① 救急医療危機に対する反省と提言(現場の一救急医の立場から)
岩田充永先生
② 医療崩壊をくい止める! 医療行政の立場から 吉田統彦先生
③ 地域医療を守りたい?住民としてできること? 丹生裕子さん
④ 在宅で看取りの医療を実践する立場から 舩木良真先生
⑤ メデイアの立場から 川口恭さん
①岩田充永先生 | ②吉田統彦先生 |
③丹生裕子さん |
④舩木良真先生 |
⑤川口恭さん |
31人 |
29人 |
26人 |
21人 |
6人 |
5.日本の救急医療の問題点はよく分かりましたか
①よく理解できた | ②大体理解できた? |
③あまり理解できなかった |
④難しくて理解できなかった |
38人 |
36人 |
3人 |
1人 |
6. 救急医療制度を維持するために、市民として何をなすべきか、ご意見があればお書き下さい
救急医療機関の利用
*コンビニ受診を避ける(2件)
*CTASのようなシステムを導入する
*救急車をタクシー代わりに使っているのは問題、安易に救急車を使わない
*救急外来の医療費を2倍3倍にする
*救急車を有料制度にする(2件)
*不適正な救急医療利用者へのペナルティーが必要
*こどもの急病「#8000」利用し相談する。不要不急不使用
地域医療機関の利用
*④三ツ葉クリニック舩木院長の在宅医療、これからの高齢者社会で大事。
24時間、365日開業、感心、安心な生活が出来る。
*パソコンでの診療に興味あり。かかりつけの先生を作ることが大事。
*かかりつけの医師と常々コミュニケーションをはかっておく。生命に危険がない場合は119番しない、かかりつけの病院へ行く、または薬で治す、またはドラッグストア薬剤師と相談する。
*今回の講演をお聴きして市民一人ひとりが、かかりつけ医と病院をうまく使い分け、また死生観をしっかり考えておくことが大切だと思いました。
*病院の使い分けをする。今の医療に感謝する。
*必要以上に救急医療を利用しないようにしたい。かかりつけ医の診療を受けるようにする事が必要と思います。
行政、地域活動
*たらい廻しをなくす為の医師を育てる努力する。
*②吉田先生講演について、早急に人命を預かる現場の先生他スタッフの待遇を改善すること。
*救急医療の現状は危機的だとわかったが、何をすれば解決になり、または解決に近づけられるのか、吉田先生に大いに期待する。
*いい医療を受けたいから、いい医療をお願いしたい。そのためにいい受診者でなければならない。立法の立場においでになる方が、いい役割を果たしておられるのか、聴いていて、いらいらしました。
*法整備しか日本の医療は守れない。①もっと医療側でなく、我々患者や住民側でやれることをやる。②地域医療、家庭医という線引きをせず、開業医のもうけ主義が出来ないようにする。例、病院の点数の1/2にすればよい。
*以前医療の現場にいました。問題点が理解出来ても今後どうなるのか、行政のあり方、特に政治家のあり方に疑問を感じます。
*大都市では困難と思いますが今後努力せねばと思います。
*③丹生さん達のような働きかけをするべきだと思う。
*丹生さんの講演は素晴らしい地域住民の方々だと思いました。(2件)
*行政、地域の人たちの連携が大切なことを痛感しました。
*地域医療の取り組みについて大変興味深く拝聴しました。1地域だけでなく、全国的に取り組むことが出来ればと思います。(2件)
*まずは医療全般に関心を持つこと。行政と個人が向き合い談ずる場を多く用意する地域が増えることを念じます。どの場にも出席します。
情報発信
*医師の労働内容がいかに大変かということや、医師の善意や使命感で成り立っていることを、もっと社会に発信し国民市民は理解すべきである。
*⑤メディアの立場からの電話のたとえは無理。
*医療制度や医療の現状をもっと伝えていく。
*テレビでは情報操作されて事実が伝わらないのがとても問題だと思う。
*地域都市医療状況の情報が少ない。
*救急医療制度の現状(ワクチン、癌対策、情報公開、メディア)について、テレビ等で30分のうち1分でも、事実を伝えるだけでなく国の立場、視聴者の立場で提言する。
利用者の救急医療への認識、自覚
*医療費-世の中にただのものはない。誰かに負担をかけるのだから日本に生きる私たちが一人ひとり考える。考える高齢者教育が必要になってきたと思う。
*すぐに救急機関に連絡する心がけを持ち、周囲の人の協力を得ること。簡単な最小限の処置が出来るように自信を持つこと。
*市民がもっと自覚して救急医療の利用を控えるようにしなくてはいけないと思います。
*市民一人ひとりが自分の病気になった時にどうするか日頃から考えるべきである。
*まずは医療システムを理解する。次に自分の疾病を理解して救急の場合は普段より対応を考える。自分は今まで自己犠牲をしているつもり。発作時は毎回タクシー等を利用して救急車は1度もない。
次回市民公開講座の希望演題
*東北災害と結びつけて「命」の大切さと救急医療の事例について知りたい
*病診連携のあり方について
*ステント留置部の再狭窄の治療について
*死亡診断書はどこでお願いできるのか
*リハビリ治療について
その他の感想
*パネルディスカッションは良かったと思いました。
*午前中に救急蘇生法を受講しました。地域でも消防団の講座があるので参加したいと思いました。
*5人の先生方みな良いお話でした。心の通う良い会を出席してよかったと思います。(4件)
*平山先生は尊敬に尊敬で本当に頭が下がります。
*平山先生のまとめが胸にしみました。
*ご講演を聴いて思い当たることがありました。難しすぎる重い課題ばかりです。
*講演内容が思っていたものと少し違ったように思いました。
*案内紙が絵画面で読みにくい。日程など大きな字で白黒で充分。
*とにかく寒かったです。これだけ節電といいながら無関心な人が多いことにがっかりします。